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低圧と高圧の違い

カテゴリ: 豆知識
2017.06.26

10kw以上の産業用の太陽光発電を個人で設置する際は、一つの境に50kwの出力がなります。

では、50kwの出力を境にしてどのような違いがあるのでしょうか?

電気事業法の規制を太陽光発電は受け、50kwの出力を境に規則が違います。

太陽光発電は、一般用電気工作物に50kw未満の場合にはなり、自家用電気工作物に50kw以上の場合はなります。

電気事業法においては、電圧600ボルト以下で一般用電気工作物は受電すると決められており、この中でも、50kw未満の出力の太陽光発電、20kw未満の出力の水力発電・風力発電などを、特に小出力発電設備として決められています。

電力会社に太陽光発電の電力を売るために、系統連系を電力会社と行うことが必要ですが、この場合、50kw未満の出力の場合は600ボルト以下の低圧連系、50kw以上の出力の場合は600ボルト超の高圧連係になります。

低圧連系の場合は、電力会社は基本的に発電した人の電力を買うことを拒否できません。

しかし、高圧連系の場合は、事前協議を電力会社と行う必要があります。

というのは、悪影響が周辺で使われている電力に出ないかなどを考慮するためです。

このための費用として電力会社に21万円を払って、数ヶ月くらい事前協議にはかかります。

高圧連系の場合は、これ以外に、変電設備を設置する必要があります。

また、国に対する届け出義務や技術者の資格が違ってきます。

太陽光発電の50kw未満の低圧連系の場合は、作業を行うのは電気工事士として第一種あるいは第二種の資格を取得している人になります。

なお、いろいろな届出を国に対して出す必要はありません。

一方、太陽光発電の50kw以上の高圧連系統の場合は、作業を行うのは第一種の電気工事士あるいは認定電気工事従事者になります。

電気主任技術者を選んで、国に届出する必要があります。

また、太陽光発電を国が決める「技術基準」に合うように維持する必要があり、保安規程を決めて国に届け出る必要があります。

このように、太陽光発電の50kw未満の低圧連系と50kw以上の高圧連系は、いろいろな違いがあるため注意しましょう。